命をいただく

モンゴル伝統料理の「ホルホグ」はたきぎを集めることから始まった。
そして、バギーが買ってきた山羊にナイフを入れた。
今回の山羊の解体は、イルツネおとっちゃんが見守る中、
息子のバトラ、甥のイギー、バギーが担当した。
初めて見る光景、血が出ない・・・、見事なまでの手さばきで、淡々と行為が進む。
残酷とか、グロテスクとか、そんな感覚はない。
「命をいただく」
日本でスーパーで買う肉ではなく、ついさっきまで生きていた山羊の肉。
山羊の命が自分の身体に取り込まれていくことを思いながら、感謝していただいた。
彼らだって、日常の生活の中でどれだけやる機会があるのかわからないけれど、
同じ時代に同じ地球に住む人間なのに、生き方が違うって思った。
日本でも経験している人もいるだろうけど、現代の日本で育った僕たちのほとんどは、
自分の手で動物を絞めて、きれいに解体して、食べることはできないと思う。
彼らの生活が父から子へと、ちゃんと受け継がれていることがうらやましくも思えた。
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by naoki_7979 | 2006-09-02 01:02 | モンゴル
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