ブータンの旅のメインは3泊4日のファームスティ。
僕達も初めて訪れる村だけど、彼らにとっても、
12人の日本人を受け入れるのが初めてとのこと。
その村で、3人ずつ4つの家にお世話になった。
お年寄りは、ブータンのゾンカ語しか話すことができなかったけど、
とびきりの笑顔で迎えてくれた。
僕達の家の子供たちは、初日は緊張していたけれど、
少しずつ打ち解けていき、3日目には、手を繋いだり、
肩車をしたりと、急速に仲良くなっていった。
この村でも、数年前には電気が通り、水道もあり、
携帯電話も普及していて、便利になっているが、
日本や、ブータンの都市部に比べると不便な生活かもしれない。
だけど、ここでで暮らす人々の明るさ、穏やかさ、温かさは、
生活環境うんぬんでは計ることができない。
お世話になった村の家族をはじめ、ガイドのタシ、
ドライバーのナムゲ、ツェワン、杉原さん、参加してくれた隊員・・・
ブータンの旅が心に残る旅になったのは、このメンバーが一緒だったからだと思う。
また訪れたい場所ができた。
そして、お世話になった家族に会いたい。