「森と海とを川のように、フィールドと人とをつなぐ「和っか」でありたい」
釧路川カヌーでお世話になったのは、
新潟・魚沼のうめちゃんに紹介してもらった木名瀬さんが代表をしている
「わっか」。
彼らの生活は、余計なものをそぎ落として、すごくシンプルに暮らしている。
ほんのちょっと垣間見ただけだけど、それは、ストレートに伝わってくる。
ストローベイルを積み上げた、手作りオフィス。
オフィスだけではなく、自分達で井戸を掘り、野菜を育て、鶏を飼い、
その鶏から卵をもらい・・・、なるべく自給自足の生活を目指している。
そんなシンプルな暮らしが、彼らのツアーにもそのまま反映している。
7月にガイドをしてもらったのは、代表の木名瀬さんと、リョータくん、ジンくん。
彼らと川を下り、夜、焚き火を囲んで、ビールを飲みながら話をしていると、
なんだか、その時間がとても心地良くて嬉しくなってくる。
彼らがこの土地を愛し、この生活を楽しんでいるのを感じるからだと思う。
自分がこんな生活をしてみたいという憧れもあるのかもしれない。
いろんな贅肉をそぎ落としたシンプルな生活・・・。
縁あって、彼らと出会えたこと、そしてまた、9月に再開できることがすごく嬉しく思う。
「わっか」は探検隊の仲間にも、知って欲しいと思うし、
北の大地の大きな空を見上げ、釧路川をカヌーで下る時間を過ごして欲しいと思う。
「北海道・釧路川:3泊4日カナディアンカヌー&キャンプの旅」
北海道体験.comというサイトで、
木名瀬さんのインタビューが掲載されていた。
彼の言葉は、いっしょに過ごした3日間で身をもって感じた。
「ガイド業は人間力が全てです。技術だけではダメ。
お客様の“感動のお手伝い”が出来ることが大切です。
人それぞれが感動する場面や理由は違いますよね?
“人が感動して、ふるえる瞬間”ってあるんですよ。
ガイドはこの瞬間に気づき、いかに感動をサポートできるかです。」