どこを切り取っても、この旅の一瞬一瞬が鮮やかに蘇ってくる。
出会うもの全てがキラキラと輝いていた。
言葉を失うほどの風景、みんなの何気ないしぐさや、笑顔、泣き顔、寝顔・・・
あたりまえのことだけど、この旅の全てを書くことはできない。
伝えたい人がいるのに伝えきれないもどかしさ。
いっしょに旅をした仲間だけがわかりあえる感覚・・・
言葉にできないってことがわかりあえる。
おそらくこの夏、心が震えるような風景や人々と出会った人はたくさんいるだろうなって思う。
この夏だけじゃなく、今までも、そしてこれからも。
そう考えると、この旅は決して特別な旅じゃないかもしれない。
だけど、みんなといっしょに過ごしたグランドサークルの旅は、間違いなく特別な旅だった。
旅の途中、この旅が終わらないといいなあと思ったが、
終わりがあるからその輝きが増すのかもしれない。
そして、まだ旅の途中。